担当者に聞く!「ももえちゃん赤肉メロン味」開発裏話

2022年06月08日 コラム

すっかりセイヒョーの夏の定番として定着しました「ももえちゃん」シリーズ。先日発表された第10作目となる今年は赤肉メロン味です。開発担当者に完成までの裏話を聞いてみました。

 

――今年のももえちゃんも間もなく発売ですね。今日はいろいろと裏話を聞かせてください。

何でも聞いてください!

――まず、毎年ももえちゃんは6月頃に発売していますが、いつ頃から開発を始めたのですか?

今回のももえちゃんは、昨年の9月から開発に取り掛かりました。

――9月ですか!夏が終わったと思ったら、もう次の夏に向かって企画が始まるんですね。赤肉メロン味と決まったのは?

12月頃でした。フレーバーは開発会議という社内会議で決まるのですが、今回は7種類ほど提案した中から選ばれました。

――結構たくさん候補があったのですね。決め手は何だったのでしょう?

提案したフレーバーの中で、さっぱりとしたかき氷と最も相性が良かったのがメロンシロップでした。社内の試食アンケートでも良い評価を得ることができたことから、赤肉メロン味に決まりました。

――ももえちゃんは、もも太郎と同じくガリガリ食感のかき氷が特徴ですからね。ちなみに、不採用になったフレーバーはどんなものがあったのですか?

ラムネ味を作りました。

――夏らしくて美味しそうですね。

狙ったおいしさを出すことができず、残念ながら不採用になってしまいました。またいつかラムネ味に挑戦したいです。

――これまでももえちゃんは全て果物フレーバーでしたから、フルーツ以外のももえちゃんも楽しみにしています。赤肉メロン味に話を戻しますが、開発で力を入れたポイントはどこですか?

メロンの特徴をしっかりと調べることから開発を始めました。
赤肉メロンは果肉が鮮やかなオレンジ色でとてもきれいなので、かき氷で表現してみたいと思ったことが設計を始めたきっかけなのですが、詳しく調べていくと、清涼感のある青肉メロンに対して、赤肉メロンはコクのある強い甘みと芳醇な香りが特徴ということがわかりました。この強い甘みと芳醇な香りという特徴を表現しつつ、夏にさっぱりと食べやすいかき氷に仕上げるにはどのようにしたらよいのか試行錯誤しました。

――鮮やかなオレンジ色と甘さ、赤肉メロンそのものですね。決まったときの気持ちはどうでしたか。

フレーバーが決まって嬉しかったです。製品化に向けて準備を頑張ろうと、より一層気合が入りました。

――ちなみに、これまでにどんな製品を開発してきたのですか?

実は、この「ももえちゃん赤肉メロン味」が初めての担当製品です。

――なんと!開発担当になってどのくらいなのですか?

昨年の9月に配属されて、まだ1年目です。

――ということは、デビュー作ですね。

セイヒョーでは開発担当はまず「ももえちゃん」からスタートするのです。

――それは驚きです。何か理由があるのですか?

まったくの新製品は完成のイメージが漠然としているので、初めて開発を担当する人にとってはとても難しい課題なんです。
一方でももえちゃんは過去作があり製品コンセプトがはっきりしてイメージが湧きやすいので、まずはこのももえちゃんを担当し、開発の始め方から製品化までの一連の流れを学んでいます。

――なるほど、しっかりとした理由があったのですね。それでは最後に、ここに注目して食べてほしいというポイントをお願いします。

ガリガリとした氷粒の食感と、赤肉メロンの芳醇な甘みをお楽しみください!

――今日はありがとうございました。

ありがとうございました。

 

 

ももえちゃん赤肉メロン味は、新潟県内のスーパー、小売店、当社オンラインショップにてご購入いただけます。
限定販売につき、無くなり次第終了となります。こだわりの赤肉メロン味のももえちゃん、ぜひお試しください。

オンラインショップ商品ページ
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